女子をこじらせて
雨宮まみさんの「女子をこじらせて」を読んだ。
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久しぶりに、人間の、というか女の、本音を書いた文章を読んだ気がする。
ここまで赤裸々に書かなくても…なくらい、ネガティブでどろどろとした醜い感情がありのまま描かれている。
私だけじゃなかったんだ!という安堵感と、そこまで卑屈にならなくても…というちょっとイタい感じと、色々ごちゃまぜになったというのが素直な感想。でもそれがきっと人間として自然な感情なんじゃないかと思う。
こじらせ方は人それぞれ、それぞれのこじれと葛藤とジレンマの中で戦っている。戦いつつも、自分は自分という人間からは逃れられないのだから、自分とは一生付き合っていかなければならないのだから、長所も短所もひっくるめて、自分をありのまま受け入れられるようになりたいなと思った。
女として…の云々はまた改めて考えて文章にしてみたいなという思いも生まれた。いつになかはわからないけど。