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頭の中にあること、日々感じたことをつらつらと書いていきます。

結婚ってなんだろう。

少し前、このエントリが話題になっていた。

結婚不適合者

 

私は最近結婚し、今年は結婚に関して考えることも多かったので、これについて思うところを書いてみる。

まず、どちらかというとこのエントリには共感するところが多い。

「結婚してるじゃん!」というツッコミが入るかもしれないが、夫と付き合う前はこのブログ主と同じように「月に一回程度、外で会ってデートするくらいで十分」と思っていたし、一人で過ごす時間を何より大切に思っている自分は結婚できないんじゃないかって不安になることも少なくなかった。実際に付き合ってからは、会う回数は月に一回よりは多かったけれど、毎日メールや電話をすることはなかったし、週末を一人で過ごしたい時は彼にそう伝え、一人の時間がなくなるということもなかった。

 

結婚してからも、それはあまり変わっていない。

お互い好きなように過ごしているし、週末もお互い好きなように予定を入れ、たまに2人で出かけたり、家でゴロゴロしたり、という感じだ。

だから、このブログ主について言えることは、同じような考え方の人となら結婚できるんじゃないかということ。 そのテレビ番組における反応からすると(あまりテレビを信用していないので心からそう思っている訳ではないが)そういう人は少数派かもしれないので結婚できる可能性は少し低いのかもしれない。けれど、自分ひとりの時間を大切にでき、自分の考えをきちんと表明できる女性は、とても魅力的だ。(女性である私の目から見ると、だが)

 

もうひとつ、中居くんが「家の中に他人がいる生活ができない」と言っていたという話について。

一人暮らしの期間が長いと、こういう風に考えがちなのかなぁと思った。

だけど、一人暮らしってとても不健康で非効率な状態だと思う。

一人だと何もかも自分でやらないといけない。ごはんも自分で作らないといけないし、その作ったごはんを食べるのも、片付けるのも自分だ。風邪をひいたり怪我をしたりしても、それは変わらない。

たとえば二人なら、家事は半分とまではいかなくても、量が倍になることはないので分担すれば一人あたりの負担は減る。どちらかが体調を崩したり怪我をした時は、家事を替わってもらうこともできる。

本来、人間は一人で暮らす生き物じゃない。

一緒に暮らすもの同士の距離感はそれぞれあっていいと思うけど。だからシェアハウスとかとてもいい仕組みだなと思う。

 

「夫婦」というものは、「家族」でもあるし、人生を一緒に歩んでいく「パートナー」だと考えている。「夫婦で二人三脚」なんて言われるけど、高度成長期から現在に至るまではどちらかというと妻が夫を支える、という構造が主体だったかもしれない。だけど、これからはきっとお互いが自立した個人として、自分の足でそれぞれの道を歩んでいく時代だと思う。だから、二人三脚なんてそんなべったりくっついて歩くようなものではなく、同じ道を二人で並んで手をつないで歩んでいく、あるいは、別の道を歩いていてたまに振り返るとお互いが見える距離にいる、とかそのくらいの距離感でいいんじゃないだろうか。

 

という訳で、この考え方にはとても共感している。

夫婦で労働ポートフォリオを組む時代 - 脱社畜ブログ

働き方に関しては、また別のエントリで書きたいと思うので今日はここまで。